今日で7日目です、すごいですね、なかなか無いことです!
よくうにがない時に書くことが多いのですが、
うちは漁師さんから直接うにを仕入れていますので、量の指定が出来ません!
ずっとこのスタイルで営業してますけど、飲食店で仕入れの量を決められないって
かなり珍しいと思います。
うちもうに以外は当然量を決めて仕入れています。
土日は多めに平日は少な目に、市場の休みや在庫を計算しながら仕入れます。当たり前ですね。
ただ、うにはまず漁に出るか出ないかも当日にしかわからない上に、
漁師さんがどれくらいうにを獲るか、またうちにどれくらいくれるかわかりません。
漁師さんも使いものにしたり、粒うにを作ったりしますので。
もちろんうに漁に出ればだいたいの量は予測がつきますが。
それでうに漁が出られない日が続くとうにを切らしたり、余市などから仕入れてお出しするわけです。
逆にうに漁が続いてうにが余った時にどうするかなんですが、
もちろん漁師さんに「今日はたくさんあるのでいりません!」
なんてことは言いません。信頼関係がすべてですからね。
ではどうするかというと余りそうなときは蒸します!
余る前に新鮮な状態で蒸します!
蒸したうにはうに漁期以外の営業期間中に提供します。
うちはバスの団体が入るので蒸しうにが足りないことはあっても余ることはないんです。
ちなみに今年の春は蒸しうにが全然足りず、海鮮丼などに高い他産地の生うにで提供してました。
何が言いたかったかというと、そんな理由でうに漁がどんなに続いても、
古いものから蒸して、お客様には常に新鮮なものを提供してますと言う事です。
もっと言えば積丹の閑散期でもバスの団体は入ります。(むしろ夏場よりも多い)
バスが入るメリットとして、一般のお客様にも常に新鮮なものを提供出来るという点があります!
正直積丹の閑散期は本当に閑散としています。
4月や10月なんかは数える程です。
そんな状態で新鮮なもの提供するのはかなり難しいんです。
例えばえびなんかにしても、スーパーで買うわけではないので単位が3キロからです。
3キロというと、250~300尾くらい入ってます。
普通はそんな暇な時期に3キロ買っても当然売り切れないので冷凍して、翌日からは冷凍を
使って、無くなったらまた買って冷凍。というパターンになると思います。
しかし、バスが入ることによって団体さんのメニューも多岐に渡っていますので、
あらゆる食材を大量に仕入れることが可能になるんです!
そんな理由で当店ではお客様に常に新鮮なものを提供出来るよう心がけています。
話がだいぶ逸れてますが、とにかくうに漁が私の記憶にないくらい連チャンしてます。